ヨガ

ストレス社会を生き抜くために

近年「マインドフルネス」「セルフメディテーション」といった形で自分を見つめ直そうとする人が増えております。以前はヨガや坐禅(座禅)といった形で取り組むしかなく、講師・僧侶といった専門家から教えてもらう方法しかありませんでした。

厳密にはヨガや坐禅、マインドフルネス、セルフメディテーションはそれぞれ目的や手段は別々のものですが、心を落ち着かせる・整理するという面では似た効果を期待できます。ここではこれらをまとめて「瞑想」として扱います。

一般にも浸透してきた禅の精神

日本では昔から日本仏教や修験道の影響で僧や武士に「禅」の精神が浸透しており、そこから「坐禅」が行われていました。

Zen

女性にはヨガとして近年メジャーな手段として認知されておりましたが、もともとは「yoga(ヨーガ)」という仏教の概念が形式が変化したものです。本来は「心を落ち着かせ自身と向き合うこと」と考えていただいて構いません。少し前から海外セレブでもミランダ・カーやレディー・ガガなどが美容やスタイル維持のために取り組んでいますね。

近年は女性が健康のために行なっていると世間に認知されていましたが、都内の禅宗系(坐禅を行なっているお寺)に男性ビジネスマンや海外の方が多く参加しているのはご存知でしょうか。その一因と言われているのがアップル社の元CEOスティーブ・ジョブスとされています。彼は瞑想を行なっていただけでなく、禅の精神を製品に反映しiMac, iPhoneといった製品を生み出しています。

話が少し逸れてしまいましたが、ヨガや坐禅が厳密には違うというのは上記のことからです。それぞれ似通った部分はありますが違うものであり、禅の精神から派生したものとして「ヨガ」「坐禅」がありますが、禅の精神は瞑想とはまた別のものです。禅の精神についてはまた別の記事でまとめたいと思います。

瞑想をはじめるのに何が必要か?

結論から言ってしまうと特に何かを揃える必要はありません。強いて挙げるとすると次のものと言えます。

  1. 静かな環境
  2. 明るすぎない少し暗めの環境
  3. 少しゆとりのある衣服
  4. 集中しやすくなる香り

これらは個人の好みにもよるところもありますが、この1〜4を整えると迷走しやすいかと思います。個人的には3の衣服は結構大事で、集中すると感覚が鋭くなるのか、きつめの服を着て行うと肌が引っ張られる感覚になり落ち着きません。

さいごに

瞑想を始めたいときはまずヨガや坐禅など興味があるものから始めてみましょう。今はSNSで初心者向けの集まりを見つけることも出来ます。休日には公園でヨガを行なっている団体もあります。

その先でヨガよりも坐禅がいい!と思う人もいれば格式ばった瞑想が合わず独自のセルフメディテーション法を見出すかもしれません。

自分を見つめ直したい人はまず何でも良いので参加してみましょう。