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プロテインは食品です

運動する人にもそうではない人の健康維持にも効果的なプロテイン。
一言でプロテインと言ってもいろんな種類があるんです。

まずプロテインは日本語にすると「タンパク質」です。
そのタンパク質には大きく分けると次の二つがあります。

 動物性タンパク質:肉、魚、乳製品など
 植物性タンパク質:豆、穀物など

タンパク質は何から摂取するかによって分類が変わります。
ということはそこから作られるプロテインも複数に分けれらます。

原料によるプロテインの種類

 動物由来プロテイン:乳製品(ホエイ、カゼイン、ミルク)など
 植物由来プロテイン:ソイ、ビー、ライスなど

動物由来と植物由来とは素となる食材のことですね。
動物である牛の乳は動物由来の食材ですもんね。
※この記事では「動物由来プロテイン=乳由来」とします

また動物由来、植物由来ともにその中でも性質は違います。
動物由来にはアミノ酸が豊富に含まれていますが、植物由来には少ない。
逆に植物由来には食物繊維が豊富に含まれていますが、動物由来にはない、
といった原料ごとの特徴がそのプロテインにはあります。
あくまでもその原料となる食材の一成分を抽出しているので当然ですね。

目的別プロテインの選び方

プロテインには吸収が早いものがあれば逆のものもありますし、
身体を大きくするために有利なものやダイエットに効果的なものもあります。
選ぶときには次を参考にすると役に立つかもしれません。

 動物由来:身体を大きくしたい人、瞬発系スポーツをする人
 植物由来:乳製品が合わない人、持久系スポーツをする人、痩せたい人、女性

基本的には好きなプロテインを摂取して大丈夫です。
中には原料となる食材のアレルギー・耐性の関係で選ぶ必要もあるでしょう。
一つの理論として「ソイは植物由来のため人体に吸収するのに負荷がある」
という意見もありますが、大豆を食べ健康被害になることが少ないので問題ないでしょう。

種類別プロテイン の特徴

ここまでざっくりとプロテインについて説明してきました。
次は簡単な特徴をご紹介します。

 動物由来:種類が多い、溶けやすい、アミノ酸が豊富、安いなど
 植物由来:種類が少ない、溶けにくい、食物繊維が豊富など

動物由来のプロテインは多くのメーカーが参入しており種類が豊富です。
一方植物由来は比較的種類も少なく、含有率が高い製品は割高です。
植物由来に関しては日本企業の製品は優秀です。
昔から味噌や納豆と大豆を食べてきた文化がありますもんね。

さいごに

一般的には植物性プロテインは女性や乳成分がダメな人、
ヴィーガンなどが摂取するプロテインというイメージです。
「動物由来と植物由来で筋肉のつき方が違う」という主張もありますが、
研究で結論が出ておらずヴィーガンで筋肉隆々の人もいます。
一般の人は自分が好きなものを摂取して問題ありません。