アフロハック

発音をしっかり学んだことありますか?

初めて英語学習を始めたのは何才からでしょうか?

ここ20年くらいで幼少期の英語学習の重要性が認知されてきたので、人によっては未就学時から学んでいたかもしれませんし、義務教育から始めた人もいると思います。私自身は義務教育で中学生になってから英語を勉強し始めました。

私の中学校では1年生の1学期の半分ほどを英語に触れ合う時間でした。ローマ字の書き方から勉強を始めたので正直驚いたと同時にひたすら退屈だった記憶があります。(ローマ字やカタカナイングリッシュ程度は保育園の時から子供用学習書を与えられてたので知ってました)

しかもローマ字の勉強も先生がブロック体の大文字と小文字が書かれたボードを見せて、読み方を教えるだけで書き順は一切教えないというものでした。それなのにテストでは書き順を出題され、クラスのほとんどが間違えるという惨状で色々とカルチャーショックを感じました。

また驚いたことに読み方は完全にカタカナ英語でした。ネイティブの発音音声を授業で使うことなく、留学経験のない教員によるカタカナ英語でしたのでもちろんリスニングもボロボロでした。ここで私は進研ゼミを始めまして、CDでリスニング練習をしたり、英検の勉強を始めたので完璧ではありませんがなんとなくリスニングを解けるようにはなりました。それでも発音記号を勉強する機会がなかったので、「こもったアの音」「エみたいなアの音」くらいで単語の発音を覚えていました。

私の経験が全国の学校に当てはまるわけではないと思いますが、同じような体験をしてきた人で英語を身につけたい人に向けて、私の知ったことをお伝えできたらと思い英語学習気づきを記事にしていきます。

日本語では代用できない母音がある

私たちが普段使う日本語は子音と母音を組み合わせた音を使いコミュニケーションをしています。「あ」「い」「う」「え」「お」が母音ですね。これを使い、か行では「ka = か」「ki = き」「ku = く」「ke = け」「ko = こ」いうようにして日本語の50音が構成されてます。

日本語には母音が5個ありますが、英語ではいくつあるかご存知でしょうか?
実は23個もあるんです。その中には日本語に近い発音もありネイティブに通じそうな発音もありますが、基本的には別物と考えてください。一例を挙げると次のようになります。

英語の発音近い日本語
ʌ

(参考:英語耳(松澤善好著)

こちらは比較的日本語に近い母音でこの記号を日本語の「あ」として発音してもネイティブに通じるかもしれない音です。ですが発音方法を見てみると日本語とは明確に異なります。

また私が社会人になるまで知らなかったことなのですが、子音と母音を組み合わせて発音することは日本語の特徴ということでした。英語では子音と母音を組み合わせることはありません!

さいごに

思ったより分量が増えてしまったので、英語における子音については別記事でまとめたいと思います。今回は以下のことだけでも覚えていただけたらと思います。

  1. 英語と日本語では同じ音の母音はない
  2. 英語では母音が23個もある
  3. 英語では子音と母音を組み合わせて発音しない