ストレス社会に必須の栄養素
GABAという栄養素はご存知でしょうか？昔CMでGABA配合という言葉を聞いてもどんなものか想像も出来ませんでした。CMでは効果や作用について詳しく説明してくれませんもんね。最近ではGABA配合のチョコレートや食品がドラッグストアやコンビニでも手軽に手に入るようになりました。でもこの「GABA」という言葉は知っていてもどのようなものなのか知らない人も多いのではないでしょうか？今回はこのストレス社会に効きそうなGABAをご紹介します。
GABAとは
GABAは「γ-アミノ酪酸（Gamma Amino Butyric Acid）」と呼ばれる栄養素のことです。私たちが普段食べている食材にも含まれていて、チョコレート・玄米・ジャガイモなどに含まれています。GABAで期待できる効果には以下のものがあります。
- 自律神経を整える
- ストレスの緩和
- 安眠作用
GABAは神経伝達物質として作用します。私たちは普段の生活で脳に負荷がかかってます。負荷が少ないうちは正常に処理されるので問題ないのですが、それが長時間になったり、ストレスを感じたりすると神経伝達がスムーズに行かなくなります。その結果、頭がぼーっとしたり不調を感じる原因となります。そうなると脳の機能を回復させるまでこの状態が続いてしまいます。
本来であれば遊びなどのリフレッシュや睡眠によって脳のデトックスが行われ、脳の機能が回復します。楽しい感情によりアドレナリンやドーパミンなどの脳内物質が分泌され、脳に溜まっていた老廃物が除去されるイメージです。睡眠は頭の中を整理整頓してくれるイメージですね。これらは通常なら問題なく行われるのですが、生活習慣や過度なストレス、慢性的なストレス状態によって上手く回復できないことがあります。
心の不調による弊害
脳が疲れている状況が続くと身体に様々な不調が出てきます。倦怠感が続いたり、寝不足による勉強・仕事の効率も低下します。これらはいわゆる「心が風邪を引く」状態です。無理な状態になっていると自覚して回復に努めたいですね。この状態が長く続くと最悪の場合、うつ病をはじめとした精神疾患の発症ともなります。
単純にストレスを感じたり、眠れないと感じる人は少し高いかもしれませんが、
自分へのご褒美と思って贅沢にGABAを摂取することをおすすめします。心が健康でないと世の中の見え方も変わってしまうので人生の楽しみを奪ってしまうことにもなりかねません。心の不調は様々な面で悪影響を与えます。楽しいと思ってた趣味に面白みを感じなくなったり、食べ物も味気なくなったりします。そうなる前に自分を労ってあげましょう。
さいごに
私はストレスに弱いのか、仕事でてんやわんやしていると急に頭がぼーっとして効率が異常に下がる時があります。そういう時は「ストレス溜まってきたかな？」と思いGABAを飲むようにしました。気持ちの問題かもしれませんが、その後楽になり頭をすっきりしていくことが多いです。
何かあって心が壊れたら取り返しがつきません。飲んでも害になるものではありませんので、辛い人は一度摂取を検討してみてください。
