家庭で飼える珍獣
キンカジューは珍獣としてテレビでも取り上げられますが、実は家庭での飼育も可能な動物です。
ペットショップでも20万円〜30万円で購入できることもあり、人気が高まっています。
そんなキンカジューは主に果実を食べているので、人間が普段食べている果物(リンゴ、バナナ、さくらんぼなど)をそのままあげても問題がなかったりします。
本来は食肉類ですが雑食なので栄養バランスも考え、タンパク質補給のために昆虫や玉子も食べさせた方が良いです。
サル?イタチ?
キンカジューはその見た目からどの生き物の仲間なのか分かりにくい生き物です。
サルのように見えるという人もいますし、イタチの仲間ではないか?という人もおり、発見当初も意見が割れていました。
そんなキンカジューは実はアライグマの仲間です。
正式には「ネコ目アライグマ科キンカジュー属」という単体で一つの種を構成してます。
進化の中でアライグマ科から早いうちに別れていった種属と考えられています。
さいごに
アライグマの仲間である珍獣キンカジューは、手足が器用で木に登ったりものを掴んで食べたりします。
その仕草がどこかテディーベアにも似ているとされペットとして需要が高まっています。
そんなキンカジューですが近年ペット需要による人間の捕獲により個体数が減り、このままだと絶滅するのでは?と言われてます。
最後までしっかり飼う覚悟がないのであれば動物園にもいるのでそこで我慢をしてほしいものです。