バイリンガルでさえ珍しくない
ロンドン市民の22%は家庭内で英語以外の言語で会話しているようです。
この中にはビジネス目的の滞在者や留学生、移民も含まれているでしょう。
日本での数値が分かりませんが、皆さんはどう感じるでしょうか?
今回ポリグロットである言語学者による言語習得のコツを紹介しているTEDの動画です。
言語習得には近道がある!
- 母語に似ている部分に注目する
習得しようとする言語と母語に共通点があればその部分の習得は簡単になります。
すぐに理解できる部分と習得に時間がかかりそうな部分の区別がつくだけでも習得に差が出ます。 - 易しい要素に注目する
日常よく使う言語とその派生系から覚えていく、など - 自分に関わりのある分野から覚える
その言語のネイティブスピーカーでも辞書に載っている単語を全て知っている訳ではありません
言語習得の黄金律
この動画によると言語習得には黄金律と呼ばれる3つのルールがあります。
言語習得を目指す人全員が心がけるルールです。
- 学習中の言語を使いながら生活する
その言語で考えたり、話したり、読んだり、書いたり、夢もその言語で見て、歌も歌って…
ここまですれば学んでいる言語を吸収していくことができます。
PCやスマホの言語設定も学習している言語に変えてみてはいかがでしょうか? - 間違えて覚えていく
言語を一つのミスもなく習得していくことは不可能です。
人は間違えていく中で失敗から学んでいきます。
間違えていくほど、正しい言語を身につけていくことが出来ます。
恐れず間違えていきましょう。 - 楽しむ
語学といっても様々な分野があり、中には退屈なものもあるでしょう。単語を覚えるのが苦手な方もいれば、文法に嫌悪感を抱く方もいるでしょう。
それでも楽しめる分野を見つけるとそこからの学習効率は格段に変わります。単語を覚えることに楽しみを見つければ、「単語と単語を繋ぐルール=文法」を使い新しい文章を表現することが出来ます。楽しんで取り組んでいく中でその言語を包括的に身につけていくことも出来るのです。
また、誰かと習得を競い合うのも効果的です。
言語は言葉により表現の仕方が様々です。その違いを楽しめるようになればどんどん習得していくことができます。